テーマ:GitHub Copilotの最新機能、管理機能、Usage-Based Billing本Q&Aは、2026年7月13日に実施した「GitHub Copilot 最新情報」ウェビナーで寄せられた質問のうち、ウェビナー中に回答した内容をまとめたものです。
注:本ドキュメントの内容は2026年7月時点の情報に基づいています。最新かつ正確な情報については、必ずGitHubの公式ドキュメントおよびGitHubアカウントチームにご確認ください。質問文は意味を変えない範囲で読みやすく整えています。
Enterprise管理
GitHub Copilot app
Q2. Copilot appとVS Code + Copilot Chatはどのように使い分けますか?セッション情報は引き継がれますか?Q3. Copilot appでDev Containersを利用できるようになる予定はありますか?
コストセンター・AIクレジット
その他
Q5. MAI-Code-1-Flashのデータ取り扱い、学習利用、ZDRについてドキュメントへ追記される予定はありますか?Q6. Microsoft MAI-Code-1-FlashとMicrosoft MAI-Code-1-Flash Tertiaryの違いは何ですか?Q7. Usage metrics CSVのtotals_by_feature
に表示されるagent_edit
は、どの機能を表していますか?Q8. GitHub Copilot Code Reviewからスキルが呼び出される条件は何ですか?
Q1. .github-private
をEnterprise全体ではなくOrganization単位で設定する計画はありますか?Organizationが多い場合に、設定を効率よく配布する方法はありますか?
A1. 現時点では、.github-private
の設定はEnterprise全体に適用されます。Enterprise側で参照元となるOrganizationを選択し、そのOrganizationにある.github-private
の設定をEnterprise内で利用する仕組みです。
Organizationごとに所属メンバーや会社が異なる場合など、Enterprise全体へ同じ設定を配布することが適さないケースがあることは認識されています。今後は、まずEnterprise Team単位で.github-private
やManaged Settingsの適用対象を管理し、その先でOrganization単位など、より細かい管理を可能にする方向で機能拡張が検討されています。
Q2. GitHub Copilot appとVS Code + Copilot Chatはどのように使い分けますか?Copilot appからVS Codeを開いた場合、セッション情報は引き継がれますか?
A2. 基本的にはGitHub Copilot appを作業の中心として利用し、コードを詳しく確認または編集したい場合にVS Codeを開く使い方が想定されています。必要に応じて、ターミナルを併用することもできます。
Copilot appからVS Codeを開くと、現在のリポジトリやワークツリーはそのまま開けますが、会話のセッション情報は自動では引き継がれません。セッションはIDで管理されているため、Copilot appでセッションIDを確認し、VS CodeやターミナルからそのIDを指定することで、同じ会話を継続できます。
A3. 現在GitHub Copilot appのUI上でのDev Containersの公式対応はございません。しかし、dev container CLIをご活用いただければCopilot app経由でDev Containersの立ち上げは比較的簡単に実施いただけます。dev container CLIとDocker環境のご活用をご検討いただけますと幸いです。
A4. 現時点では、Organizationを含むコストセンターは、コストセンター別のAIクレジットプールをサポートしていません。対応要望は多く寄せられており、社内で検討されていますが、当日時点で提供時期を案内できる段階ではありません。
GitHubのリソース管理では、ユーザーやポリシーの管理単位としてEnterprise Teamの活用が広がっています。コストセンター別のAIクレジットプールやManaged Settings、今後のモデル利用管理も、まずEnterprise Teamを軸に拡張される方向です。Organizationのサポートについては、今後の正式な発表をお待ちください。
Q5. MAI-Code-1-Flashについて、モデルホスティングのドキュメントでは他のモデルと比べてデータの取り扱いに関する記述が少なく見えます。学習に利用されるかどうかやZDRなどについて、今後追記される予定はありますか?
A5. 現時点の公式ドキュメント「Hosting of models for GitHub Copilot」の「Microsoft models」セクションに、MAI-Code-1-Flashのデータ取り扱いが記載されています。要点は次のとおりです。
ホスティング: MAI-Code-1-FlashはMicrosoftのファーストパーティモデルで、GitHubのテナント内のAzure(Azure AI Foundry)でホストされます。学習利用: GitHubはCopilot BusinessおよびCopilot Enterpriseの顧客データをAIモデルの学習に使用しません。個人向けサブスクリプション(Copilot Free / Pro / Pro+ / Max)では、プロンプト(入力)・サジェスト(出力)・生成コードスニペット等のインタラクションデータがモデルの学習・改善に使用される場合があり、GitHub一般プライバシーステートメントおよび設定に従います。個人サブスクライバーはオプトアウト可能です。**データ処理・保持・セキュリティ:**詳細はMicrosoftの「Data, privacy, and security for Foundry Models sold by Azure」を参照する形で説明されています。また入力プロンプト・出力補完はGitHub Copilotのコンテンツフィルター(公開コード一致、有害・攻撃的コンテンツ)を通過します。
参考: [Hosting of models for GitHub Copilot](https://docs.github.com/en/enterprise-cloud@latest/copilot/reference/ai-models/model-hosting)
**A6.** 現在公式に提供をしているMAIモデルは「MAI-Code-1-Flash」のみになります。
MAI-Code-1-Flash自体は継続的に改善されるモデルであり、新しいチェックポイントが順次リリースされる予定です。正確なリリース情報が出ましたら、周知させていただきます。
Q7. GitHub CopilotのUsage metrics CSVにあるtotals_by_feature
のfeature
値として表示されるagent_edit
は、どの機能を表していますか?Coding Agentのことでしょうか?
A7. agent_edit
は、totals_by_feature
のfeature
ディメンションが取り得る値の一つで、Coding Agent(クラウドのCopilot cloud agent / coding agent)を指すものではありません。
agent_edit
は「Copilotがagentモードおよびeditモードで、IDE内のファイルに直接変更を書き込んだ際に追加・削除された行数」を表します。カスタムエージェントによる編集も含まれます。
参考: GitHub Copilot usage metrics
Q8. GitHub Copilot Code Reviewからスキルが呼び出される条件は何ですか?VS Codeと同様にスキルのdescription
によって判断されますか?それともcopilot-instructions.md
や設定に工夫が必要ですか?
A8. はい、GitHub Copilot Code ReviewはVS Codeと同様にdescription
に基づいて、スキルの利用を判断します。なお本機能(Copilot code reviewでのagent skills / MCPサーバー利用)はパブリックプレビューであり、変更される可能性があります。